欧博官网【最新】ウクライナ情勢 ロシアが軍事侵攻 戦況地図とともに詳しく 各国の外交や支援は(1月1
ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が続いています。
ウクライナの各地でロシア軍とウクライナ軍が戦闘を続けていて、大勢の市民が国外へ避難しています。戦闘の状況や関係各国の外交など、ウクライナ情勢をめぐる14日(日本時間)の動きを随時更新でお伝えします。
(日本とウクライナとは7時間、ロシアのモスクワとは6時間の時差があります)
【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(1月13日の動き) ウクライナ情勢 戦況の解説記事はこちら ウクライナ ロシアの補給施設など攻撃強化か
ロシア各地では14日朝にかけて、無人機が飛来したという情報が相次いで発表され、このうち南部サラトフ州の知事は「サラトフとエンゲルスの2か所の産業施設が被害を受けた」とSNSに投稿しました。
エンゲルスには戦略爆撃機の拠点となっている空軍基地があり、今月8日もウクライナ軍が基地への燃料補給施設を攻撃したと明らかにしています。
また、ロシア国営通信によりますと14日、中部カザンの郊外で無人機の攻撃により、ガスタンクの火災が起きたと地元当局が発表しました。
ロシアのネットメディアは、ウクライナによる大規模な攻撃が行われ、200機以上の無人機などが迎撃されたと伝え、ウクライナ側はロシアの戦闘能力をそぐため、燃料の補給施設など、拠点への攻撃を強化しているとみられます。
一方、ロシア軍の攻撃も続いていて、ウクライナ空軍が14日朝にかけて無人機80機が飛来したと発表するなど、双方ともに無人機も使った攻撃を激化させています。
ロシアからヨーロッパ向けに天然ガスを供給するパイプラインは、ウクライナ侵攻後、ドイツ経由などが停止し、ウクライナ経由も今月1日からロシアの収入源を減らす必要があるとして、ウクライナが契約更新を拒否して供給が停止しています。
こうした中、ロシア国防省は13日、ウクライナがヨーロッパへの天然ガスの供給を遮断する目的で、トルコ経由のパイプライン「トルコストリーム」につながるロシア南部クラスノダール地方にある関連設備を、攻撃しようとしたと発表しました。
発表では11日、ウクライナ軍が無人機9機で攻撃しようとしたものの、すべてを迎撃し、撃墜した際の破片が落下して関連設備に被害が出たと主張しています。
これについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は13日、「ヨーロッパの消費者にとって非常に危険な行為だ」と述べ、非難しました。
そのうえで「これはウクライナが長い間、明らかに海外の仲間の監督のもとで追求してきたエネルギー・テロリズムの路線の本質的な継続だ」と述べ、ヨーロッパへの天然ガスの輸出を増やしているアメリカに利益をもたらしていると指摘しました。