欧博サッカー日本代表 サウジアラビアと引き分け ワールドカップアジア最終予選 グループ1位確定
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日本は前のバーレーン戦で、アメリカ、カナダ、メキシコの3か国で共催される来年のワールドカップ出場を決め、25日夜は埼玉スタジアムでサウジアラビアと対戦しました。
ワールドカップ優勝を目標に掲げるなか、森保監督は今後、勝利を目指しながら、戦力の底上げもはかるとしていて、けが人の影響もあり、25日は前の試合から先発メンバー6人を入れ替えて臨みました。
日本は前半9分、代表初先発で20歳の高井幸大選手から田中碧選手、さらに抜け出した前田大然選手へとパスをつなぎ、新たに起用された3人で決定的な場面を作りましたが、前田選手のシュートはポストに嫌われ、先制はなりませんでした。
その後も前田選手や久保建英選手などがゴールに迫ったものの、得点は奪えず前半を無得点で終えました。
後半も再三、チャンスを作り、37分には、鎌田大地選手のスルーパスをフリーで受けた伊東純也選手がシュートを打ちましたが、枠を捉えることができませんでした。
日本は8割近くボールを保持しながら、守りを固めた相手を崩しきれず、0対0で引き分けました。
勝利はなりませんでしたが、勝ち点1を積み上げ、この結果、2試合を残して、グループの1位が確定しました。
森保一監督は「ワールドカップ出場を決めても選手の様子やチームの雰囲気は緩むことなく、その先の大きな目標に向けて、いい準備をしてくれた。選手たちのワールドカップ優勝を目指す本気の思いを感じさせてもらった」と選手たちの姿勢をたたえていました。
25日の試合は2022年のワールドカップカタール大会以降の代表戦で、初めて無得点に終わりましたが「我々が試合をコントロールして押し込んだ内容だったが、押し込んで満足ではなく、チャンスを決めきること、勝ちきるオプションを持つことを課題としてもらった試合だった」と、今後の糧として前向きに捉えていました。
今回の最終予選で初の先発出場となったフォワードの前田大然選手は「思ったよりも相手が引いて守ってきたので、難しい試合になった。前半のチャンスで自分が決めていれば違う展開になったと思うので、反省しないといけない」と振り返りました。
ワールドカップに向けては「まだ時間はあると思うので、所属するチームでしっかり結果を残して競争に勝っていきたい」と意気込みを話しました。
代表初先発で、攻守に安定したプレーを見せたチーム最年少の20歳、高井幸大選手は「90分間を通してある程度やれたと思う。相手のレベルがどれだけ上がってもこのパフォーマンスを維持し続けることが大切だと思う。今後も自分のサッカー選手としての成長を止めないように頑張りたい」とさらなる飛躍を誓いました。
【詳しくはこちら】サッカー日本代表 W杯出場決定 8大会連続8回目2025年3月20日 バーレーン戦
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“ワールドカップ優勝” という目標へ 戦力の底上げが重要
すでにワールドカップを決めた日本代表にとって、これからの戦いは勝利とともに「世界一」という大きな目標の実現に向けた戦力の底上げが重要となります。
サウジアラビア戦はまさにそんな狙いが見えた試合となりました。
フォーメーションは変わらず、攻撃的な「スリーバック」を採用しましたがけが人が相次いだ影響もあり、先発メンバーはバーレーン戦から6人が入れかわりました。
サウジアラビアは最終ラインに5人を並べる超守備的な戦術。
最終予選初先発となった菅原由勢選手が「まさかファイブバックでくるとは思わなかった」と語ったように予想外の形でした。
日本は前半9分に、代表初先発で20歳の高井幸大選手、田中碧選手、そして最終予選初先発の前田大然選手と新たに起用された3人がチャンスを作るなど、再三、ゴールに迫りますが、前半は無得点。
後半も攻め続け、シュート数ではサウジアラビアの1本に対し、日本は10本と圧倒したものの、最後まで相手の守備を崩しきれず、0対0のスコアレスドローに終わりました。
選手が替わってもチームとして高水準のパフォーマンスを見せられることを証明した一方で、森保監督が「押し込んで満足ではなく、チャンスを決めきること、勝ちきるオプションを持つことを課題としてもらった」と述べたように1人1人の「個の力」や攻撃のバリエーションは、さらなる向上が必要ということを改めて認識させられる試合となりました。
また、ワールドカップは世界ランキングが上位であるほど1次リーグで優位な組み合わせになりやすいため、代表戦でなるべく多く勝ってランキングをあげることが重要ですが、最終予選で苦戦しているサウジアラビアにホームで引き分けたことは痛手でもあります。
ワールドカップ優勝という目標に向けて、「勝利」と「選手層の底上げ」という2つのミッションをどこまで両立できるか。
これまでの日本代表にない、ハイレベルなチーム作りが続きます。
サウジアラビア戦の先発メンバ-です。
ワールドカップ出場を決めた今月20日のバーレーン戦から6人を変更してきました。
(※前の試合からの変更は黄色)
【GK】
▽鈴木彩艶(イタリア1部・パルマ)
【DF・MF】
▽菅原由勢(イングランドプレミアリーグ・サウサンプトン)
▽高井幸大(川崎フロンターレ)
▽板倉滉(ドイツ1部・メンヘングラートバッハ)
▽伊藤洋輝(ドイツ1部・バイエルンミュンヘン)
▽遠藤航(イングランドプレミアリーグ・リバプール)
▽中村敬斗(フランス1部・スタッドランス)
▽鎌田大地(イングランドプレミアリーグ・クリスタルパレス)
▽田中碧(イングランド2部・リーズ)
▽久保建英(スペイン1部・レアルソシエダード)
【FW】
▽前田大然(スコットランドプレミアリーグ・セルティック)
各チーム7試合を終えた段階での順位です。
★1.日本 勝ち点19 6勝1引き分け 得失点差+19
(2位以上確定でW杯出場決定)
▽2.オーストラリア 勝ち点10 2勝4引き分け1敗 得失点差+10▽3.サウジアラビア 勝ち点9 2勝3引き分け2敗 得失点差-2
▽4.インドネシア 勝ち点6 1勝3引き分け3敗 得失点差-7
▽5.バーレーン 勝ち点6 1勝3引き分け3敗 得失点差-7
▽6.中国 勝ち点6 2勝5敗 得失点差-11
ここまでの7試合すべてを詳しくお伝えしています