サイバー犯罪の検挙件数が過去最多 佐賀県警|NHK 佐賀県のニュース

県警察本部が去年1年間で検挙したクレジットカードの情報を盗み取るなどのいわゆる「サイバー犯罪」は、暫定値で123件と過去最多となり、警察は金融機関やカード会社をかたるフィッシングメールなどに注意するよう呼びかけています。

警察によりますと、去年1年間にインターネットを悪用したいわゆる「サイバー犯罪」の検挙件数は暫定値で123件に上り、過去最多となっています。

犯罪の種別では、▽銀行口座の譲渡や売買といった「犯罪収益移転防止法」の違反が30件と全体のおよそ4分の1を占め、次いで▽「詐欺」が26件、▽インターネットバンキングのIDやパスワードを盗むなどの「不正アクセス」が15件となっていて、いずれも前の年を上回っています。

また、去年1年間で警察に寄せられた「サイバー犯罪」に関する相談件数は暫定値で659件で、具体的には、クレジットカードの情報が盗み取られたり、SNSが乗っ取られたなどの相談が目立ったということです。

警察は、金融機関やカード会社をかたったフィッシングメールによる被害が増えているとして注意を呼びかけるとともに、民間企業や学生と連携した啓発活動を行うなどして被害の防止を図っていくことにしています。

2025-04-23 00:50 点击量:8