欧博娱乐ドジャース 大谷翔平 4号ツーランホームラン 4試合ぶり サイクルヒット達成ならず チーム3

大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手がナショナルズ戦で4試合ぶりの4号ホームランを含む3安打2打点と活躍しました。ツーベースヒットが出れば自身2回目のサイクルヒット達成という展開でしたが、最後の打席はフォアボールで、チームも競り負け今シーズン初めて2連敗となりました。

記事の後半には一問一答も掲載しています。

ここ2試合ノーヒットの大谷選手は7日、相手の本拠地ワシントンで行われたナショナルズ戦に1番・指名打者で先発出場しました。

ナショナルズの先発は昨シーズン10勝をあげた左腕のゴア投手で、大谷選手は1回、プレーボール直後の第1打席は鋭い当たりでセカンドのグラブをはじく内野安打を打ち、3試合ぶりにヒットをマークしました。

2点を追う3回は2アウト一塁で第2打席に立ち、ゴア投手の真ん中のストレートを逃さずライトスタンドへ引っ張り今シーズン4号のツーランホームランで同点に追いつきました。

大谷選手のホームランはサヨナラホームランを打った今月2日のブレーブス戦以来、4試合ぶりです。

再び1点をリードされ2対3で迎えた5回の第3打席は、追い込まれたあとゴア投手の3球目のスライダーを捉え右中間フェンス直撃の当たりで一気に二塁を蹴り、今シーズン初めてのスリーベースヒットとしました。

大谷選手はあとツーベースが出ればエンジェルス時代の2019年6月以来、6シーズンぶり2回目のサイクルヒット達成という展開になり、8回、ノーアウト一塁の場面で第4打席に立ちました。

相手の右ピッチャーのワイルドピッチも絡んでランナーが二塁に進んだあとフルカウントから真ん中高めのスライダーに手が出ず空振り三振となりました。

このあと4対6で迎えた9回は2アウト三塁の場面で大谷選手に第5打席がまわり、抑えのフィネガン投手に対してフルカウントからフォアボールを選んで後続につなぎました。

その直後、ベッツ選手が打ち取られてドジャースは4対6で競り負け、今シーズン初めて2連敗となりました。

開幕8連勝のあとはここ4試合で3敗目となっています。

大谷選手は惜しくも快挙達成はならなかったものの4打数3安打2打点で4試合ぶりの複数安打をマークし、打率を3割1分1厘としました。

【一問一答】およそ9分半にわたって質問に答える

大谷選手は今シーズン4号のツーランホームランを打つなど、3本のヒットを打ち、大リーグで自身2回目のサイクルヒットまで、あとツーベース1本に迫った試合のあと、ユニフォーム姿のまま報道陣の取材に応じました。

サイクルヒットがかかった打席での心境や、ピッチャーとしての復帰に向けた現在の調整状況、そして午前中に面会したトランプ大統領の印象やアメリカへの感謝など、およそ9分半にわたって質問に答えました。

《アメリカメディアの質問》
Q.サイクルヒットもかかっていたが、最後の2打席はどんな心境で打席に向かっていたか。

いやもう本当に、塁に出ることをまず、どんな打席もそうですけど、4打席目はちょっと最後は振りにいかないといけない球だったかなと思いますけど、基本的にやることはあまり変わらないと思うので、最後の打席もしっかりといい打席だったかなと思います。

Q.雰囲気はいいが、連敗のなかで修正するポイントは。

えー、んーそうですね、でもチーム全体としては、きょうみたいに少し離されても追い上げて、粘り強く戦えているかなと思いますし、逆に言えばホームの試合では投打がかみ合っていたのかなという印象が、ちょっとずつこう、ちょっとの違いで追い上げ切れていないのかなというところはあるかなと思うので、雰囲気自体は悪いということはないですし、本当に切り替えて勝っていくだけかなと思います。

Q.ホワイトハウス訪問で大統領との会話は?

本当に光栄なことだなと思いますし、こうして僕は日本から来て、ここでプレーさせてもらっているわけなので、本当に1日1日、この国に感謝していますし、その国のトップの方に会えたことがまず光栄かなと思います。

Q.前回のフィリーズとの3連戦から打席で修正しようとしたところはあるか。

そうですね、まあちょっと(日本からの)時差が治りきったところでまたこっちに来てという感じだったので、まず体調管理がいちばんかなと思うので。
きょうも朝早かったですし、またあすに向けてしっかり睡眠取って、また切り替えたいなと思います。

Q.ピッチャーとしての調整の状況は。

そうですね、ブルペンは順調に来ているかなと思うので、ルーティーンの1つとして。
前も言いましたけどライブBP(実戦形式の投球練習)が入ってきたらまたペースが変わったりするので、そこはまあ臨機応援に対応したいなと思います。

Q.実戦形式の投球練習まではどれくらい近づいている?

んー自分の感覚的にはすごくいい状態かなとは思っているので、投げる球の、なんていうんですかね、球種の制限だったりとか、スピードの制限だったりとかっていうのはまだある段階なので、そこはドクターと、チームのスタッフと、相談してからになるかなとは思うので、そう遠くないうちにやりたいなと個人的には思っています。

Q.制限というのはドジャースが決めているのか。

んードジャースの制限というか、ドジャースはもちろんチームドクターと話しながら決めていますし、チームの方針というか、執刀してくれた医師の方ももちろん2回目の手術なので慎重に行った方がいいという考え方ですし、それに沿ってやりたいなと個人的には思っています。

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《日本メディアの質問》
Q.ここのところチームとして基礎的なミスもあるが、チーム状態をどう見ているか。

もちろん雰囲気はいいと思いますし、なんていうんですかね、1回目の遠征なのでなかなかリズムに乗りきれないところはあるのかなとは思いますし、まあそのなかで粘り強くさっきの試合も戦えていると思っているので、もう1つのところで惜しい試合が。

まあ逆に言えば、簡単に終わる試合がないというのはすごくいいことじゃないかなと思っています。

Q.ホワイトハウスを訪問してトランプ大統領の印象は。

さっきも言いましたけど本当に光栄ですし、印象は思ったより本当に背が高かったので、そこがいちばん第一印象は、そうですね、背が高いなと思いました。

Q.かけられたことばで覚えていることは。

そうですね、んー、まああの、「会えて光栄だよ」ということは言ってもらえたので、「こちらこそ光栄です」という会話はしましたけど、本当にさっきも言いましたけど、僕は外国人としてここで、異国でプレーさせてもらっているので、そこの感謝の気持ちというのは毎日持って、プレーしたいなとは思っています。

Q.アメリカでいろいろな人に助けてもらっているという気持ちがある?

そうですね、ここでまずプレーさせてもらっているということもそうですし、もっと元をたどれば野球という競技自体が生まれて、僕の人生の中でも多くを占めているわけなので、そこに対する感謝ですね。

Q.ホワイトハウスに入って、建物の雰囲気はどうだったか。

いやもう本当に歴史を感じるというか、そのなかでもきれいですし、執務室も本当に映像でしか見たことなかったですけど、本当に入れて光栄だったなと思います。

Q.大谷選手が出演しているコマーシャルのポーズがヒットを打ったときのセレブレーションになっているが、チームが盛り上がっていることに対してどう感じているか。

まあいじられて盛り上がる分にはいいんじゃないかなと思うので、そうですね、それができるというのはたくさんみんなが打っている証拠だと思うので、いい雰囲気だなと思います。

Q.球種の制限というのは、どの球種か。

まあやっぱり負担が大きいというか、あまり今の段階で投げない方がいい球種に関しては、例えばスイーパー系の球であったりとか、というのは制限がかかって当然かなと思うので、やれる球種に関して、今の段階ではファーストボール系になりますけど、その球の精度をしっかり上げていくことが、次の球種に移ったときにスムーズに投げられる要因かなと思っています。

Q.ナショナルリーグ西部地区は激戦だが、もう一度ホワイトハウスに行きたいという気持ちは強くなったか。

そうですね、まあもう1度行ければ、もちろん何回でも行きたいと思っていますし、今の段階で順位を、今何位だって気にする段階ではないと思いますけど、本当に1勝1勝しっかりと積み重ねていく段階かなと思っています。

愛知県の大村知事が始球式

ワシントンで行われたドジャースとナショナルズの試合は、日本の文化への理解を深める「ジャパン・ヘリテージ・ナイト」として行われ、アメリカに訪問中の愛知県の大村知事が始球式を務めました。

今シーズン、ナショナルズでは小笠原慎之介投手がプロ野球の中日から加入しましたが、現在はマイナーリーグに降格しています。

大村知事は、小笠原投手が中日時代につけていた「11」の背番号が入ったナショナルズのユニフォームでマウンドに上がり、大きく振りかぶる豪快なフォームで投げました。

始球式に向けて渡米前から練習を積んできたということで、ボールはストライクではなかったものの18メートルあまり先のキャッチャーに直接届き、マウンドの上で両手を高く上げて笑顔を見せました。

始球式のあと、大村知事は「キャッチャーまで届くか不安だったがいいボールがいってよかった。楽しかったし、大役を務められて光栄だ」と話していました。

2025-04-15 10:14 点击量:11