欧博abg物価高騰 野菜も米も高値続く はくさい・キャベツは平均価格は平年比2倍超 米は7週連続値上
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農林水産省は2月17日から19日までのはくさいやキャベツなど8品目の野菜の、スーパーなどでの平均価格を調査し、26日、発表しました。
それによりますと、
▽はくさいは1キロあたり388円で、平年のおよそ2.7倍
となりました。はくさいの価格は1月以降、平年の2倍以上の高値が続いています。
農林水産省によりますと、いまの時期、主な産地となっている茨城県や群馬県などで、この冬、雨が少なかったことなどから、生育が遅れているということです。
このほか、
▽キャベツの平均価格は1キロあたり401円と平年のおよそ2.5倍
▽レタスとだいこん、ねぎは平年のおよそ1.5倍
▽にんじんは平年のおよそ1.4倍
などと、調査したすべての品目で平均価格が平年を上回りました。
農林水産省は、今後の主な産地の天候が野菜の生育に与える影響を注視したいと話しています。
2025年2月26日
新潟市のスーパーでは白菜やキャベツなどの野菜の価格が高騰して去年の4倍になっているものもあり、買い物客からは家計への影響を懸念する声が聞かれました。
新潟市西区のスーパーでは1月中旬ごろから野菜の価格が高騰していて、白菜は半分にカットしたものが税抜きで598円と、去年の同じ時期の4倍になっているほか、キャベツも半分にカットしたものが230円と、去年の2倍になっています。
価格の高騰を受けて、この店では4分の1にカットしたキャベツの販売も始め、できるだけ客が手に取りやすいように工夫していますが、値上がりした野菜の売れ行きは落ちています。
さらに、コメも去年の秋から5キロあたりで1000円程度値上がりした状態が続き、卸売業者から仕入れる量も制限されているということで、棚の一部が空になっていました。
80代の男性客
「葉物野菜が特に高いです。野菜をたくさん食べたいですが、必要な量だけ買うようにしています。年金暮らしにはつらいです」
70代の女性客
「野菜や果物が高いので、節約せざるを得ません。以前の価格に戻ってほしいです」
スーパー「ichiman」 高井栄二朗店長
「野菜の値段が下がる見込みは立っておらず、3月も食品の値上げが予定されていると聞いています。特売も限られた商品しかできず心苦しい状況です」
キャベツや白菜など野菜の高値が続くなか、学校給食の現場ではこのままの状況が続けば提供できる献立の種類が限られてしまうのではないかと心配する声が聞かれました。
東京・大田区の大森第三小学校では、校内の調理室で児童などおよそ580人分の給食を作っていて、管理栄養士が年度ごとに決められた予算の中で食材費を管理し、1か月先までの献立を決めて、月ごとに食材を業者に注文しています。
さまざまな食材の値上げが続く中で、この学校では、年度末に予算がひっ迫しないよう魚はホキやサメ、肉はこま切れなど比較的安い食材も取り入れて献立を作るなど工夫してきました。
それでも先月、キャベツが高騰した際にはみそ汁の具を白菜に変更したほか、サラダに使う量を減らして代わりにもやしを入れるなど献立を変更せざるをえなかったということです。
野菜の高値はいまも続いていて、学校に納品された1キログラムあたりの価格は、キャベツは去年1月は220円でしたが今月は470円に、白菜も210円が430円になっていて、それぞれおよそ2倍に値上がりしています。
これまでの食材選びの工夫もあって、年度内は献立を変更しなくても予算内で対応できる見込みだということですが、野菜などの高値が長期化すれば使える食材の幅が狭まり、提供できる献立の種類が限られるおそれもあるということです。
小学校の管理栄養士の井上ありささんは「ほかの食材で代用することで、必要な栄養やカロリーは満たせますが、子どもたちが好きなギョーザの具をキャベツからもやしに変更することはできません。給食を通して子どもたちには食文化や旬の食材を学んでほしいと思っていますが、その機会が減ってしまうのではないかと心配しています」と話していました。
宮崎市では、現在の献立を維持するためには新年度の給食費を1割ほど値上げする必要があるという試算をまとめたことがわかりました。
宮崎市では毎年この時期に、公立の小中学校の給食に必要な費用を試算しています。
市が新年度の給食費を試算したところ、コメや牛乳、野菜などの食材費が高騰している影響で、現在の献立を維持する場合には今年度より1割程度、給食費を値上げする必要があるという結果をまとめたことがわかりました。
具体的には、1食あたり小学校ではおよそ274円から302円に中学校ではおよそ326円から364円に引き上げる必要があるとしています。
この試算どおりに値上げした場合、年間では小学校で5600円程度、中学校で7700円程度それぞれ上昇することになり、給食費がこれまでで最も高くなります。
各学校では、この試算結果をもとに保護者などと協議して新年度の給食費を決めることになります。
宮崎市保健給食課は「国が定める栄養摂取基準の中で子どもの成長を第一に考えた試算で、負担が難しい世帯には給食費の全額援助もしているので、制度の活用を促したい」としています。
宮崎県内ではこのほか、延岡市や小林市などの自治体でも新年度に1食あたり20円から50円ほどの給食費の値上げを検討していて、この値上げ分を自治体が負担する動きも出ています。
農林水産省は、全国のスーパーおよそ1000店でのコメの販売価格の平均をまとめ、毎週発表しています。
それによりますと、今月10日から16日までの1週間の販売価格の平均は、5キロあたり3892円と、前の週に比べて62円上がって、7週連続の値上がりとなりました。
去年2月は、5キロあたり2000円程度で推移していて、90%以上、値上がりしたことになります。