欧博abg警察庁 露木康浩長官が1月で勇退 楠芳伸次長が後任に
全国の警察のトップで、闇バイトを使って犯罪を繰り返す「匿名・流動型犯罪グループ」の摘発などに取り組んだ、警察庁の露木康浩長官(61)が1月で勇退し、後任に警察庁次長の楠芳伸氏が就任することになりました。
警察庁の露木長官は1986年に警察庁に入り、警視庁の刑事部長や警察庁の刑事局長などを歴任しました。
3年前の2022年に安倍元総理大臣が銃撃されて死亡した事件を受けて前の警察庁長官が辞任したあと、第30代の長官に就任しました。
在任中は、銃撃事件の教訓を踏まえ、「警戒の空白」対策に取り組み、抜本的に見直した要人警護の運用に基づいて、G7広島サミットで警備の指揮に当たったほか、実行犯をSNSで集め、さまざまな犯罪を繰り返す集団を「匿名・流動型犯罪グループ」と位置づけ、闇バイト対策や悪質ホストクラブ問題への対応に取り組みました。
また、去年1月の能登半島地震では救出救助活動を指揮したほか、被災した地域で空き巣などの犯罪を防ぐため、およそ1000台の防犯カメラを取り付ける対策を推進しました。
後任には警察庁の楠芳伸次長(58)が第31代の長官に就任します。
楠氏は広島県出身で、1989年に入庁。
千葉県警察本部長や警察庁の交通局長などを歴任し、去年1月から警察庁の次長を務めてきました。
この人事は1月27日に発令されます。
2025-01-24 05:15 点击量:5