【ボクシング】東洋太平洋アトム級王者の狩野ほのか初防衛「強くて辛かった」吉田里穂に判定勝ち
東洋太平洋アトム級王者狩野ほのか(30=TEAM10COUNT)が初防衛に成功した。同級14位吉田里穂(22=真正)の挑戦を受け、3-0(77-75、78-74)の判定勝利を飾った。「(吉田が)本当に強くて。戦う前から強いと知っていて自分の中で大一番だった。本当に強くて辛かった」と振り返った。
序盤から相手のプレッシャーを受けながらも足を使いながらワンツーなどでリズムに乗ってベルトを死守した。「自分のボクシングは前半できましたが、後半は対策されて貫き通すことはできなかった。正直、まだまだ自信持てない。ここで勝ち切れたのは良かったと思います」と大粒の汗をぬぐった。
昨年11月、同門となる松田恵里のドイツ遠征に帯同。統一王者としての防衛戦を見届けた。レベルの高いファイトに衝撃を受けたという狩野は「将来的には世界を目指す。今回は次につながる大事な試合。しっかりと勝ちきりたい」と初防衛戦のリングに立っていた。
現在、アトム級でWBO5位、IBF10位と世界ランキングに入っている。「このままでは(世界は)まだまだ。毎日練習していきたい。(鳥海純)会長からオッケーが出たら。今年は全勝で。必ず良い結果で進んでいきたい」と宣言していた。【藤中栄二】
2025-01-24 22:56 点击量:2